コミュニケーションが苦手なら「相手を喜ばせる」ことだけ考えれば良い


 「相手を喜ばせる」ことはコミュニケーションを円滑にする最高のスパイスである
~ Give your partner a good time ~

 

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明日はりんごダレが隠し味の唐揚げを大量に作ろうかと考えている Fabo の加古です。

突然ですが、皆さん、世間話は得意ですか?

私はヒジョ~に苦手です。関係ないかも知れませんが、修学旅行や社会見学のバスでは一番後ろの席に座りたいタイプの私は、小さい頃から予めバックグラウンドがわからない方との会話が苦手です。

見知らぬ人といきなり高密度のコミュニケーションができるおばちゃんは、私にとって尊敬の対象以外の何者でもありません。

さて、そんなはにかみ屋で引っ込み思案な私が最近なぜか、インプロ(即興劇)のビジネス活用に携わっています。

そこで最近学んだ言葉に

 

~ Give your partner a good time ~

Keith Johnstone

 

というものがあります。キース・ジョンストン氏は、インプロの発展に最も影響を与えた人の一人です。

「相手に良い時間を」とでも訳しましょうか。とにかく、パートナーが喜ぶこと、楽しいこと、輝くことを第一に考える、ということです。

インプロ(即興劇)は、演劇のトレーニング手法であり、一つのエンターテイメントの形でもあります。

事前打ち合わせなしにその場で観客からお題をもらって劇を進めるインプロには高度なコミュニケーション能力と訓練が必要となります。

こと劇となると、「上手く演じてやろう」とか「上手いこと言って笑わせてやろう」と野心的な感情が沸々と湧いてきます。しかし、この自己中心的な考え方は、インプロでは上手くいかない元凶だったりします。

パートナーが何を言うか、どんな行動に出るかは、予想できませんので、「上手くやってやろう」といくら準備していても予想が外れ、話を膨らませることができなかったり、つまらない会話になったりしてしまいます。

そのインプロの基本精神の一つに ”Give your partner a good time” があります。

劇や会話の焦点を「自分をよく見せる」ことではなく、とにかく「パートナーを輝かせる」ことに向けるのです。そうすることにより、相手の言葉を傾聴し、その言葉に対しどう答えたら良いかに集中できるようになります。そして、結果的に相手が輝くことにより、自分が輝くことになる、というわけです。

これは示唆深い言葉です。私も思い返してみれば

  • このプレゼンで上手く話してやろう
  • この営業トークで受注してやろう
  • この口説き文句で決めてやろう

など、自己中心的な考え方で何度撃沈したことでしょう。

もちろん、プレゼンや営業では用意周到な取り組みは必要です。しかし、準備や自分のトークに酔って一番大事なことを忘れてしまいがちです。そう、コミュニケーションには相手がいるのです。いくら説明や話が上手くても「相手を喜ばせる」ことを忘れてしまっては元も子もありません。

また、私のように初めて会う人とのコミュニケーションが苦手と感じている方は、「相手を喜ばせる」ことに集中する、この方法を試してみてはいかがでしょうか。自分を良く見せることに集中するよりは、相手の喜ぶことに集中するほうが、コミュニケーションがとても楽になると思います。

最近夫婦間、恋人とのコミュニケーションが上手く行っていない方にも、 ”Give your partner a good time” はオススメです。

今回は、相手を喜ばせることに集中することで、コミュニケーションをより円滑にできるのでは、と言うお話でした。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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