「自由な発想にはむしろ制約があった方が良い」らしいですよ、旦那さん。


 

もっとアイデアを!自由な考えで!と発想を求められる事ってありますよね。

 

こんにちは、そろそろ諸々バージョンアップしたい年頃のFaboの伊藤です。

アイデアを不要とする職場なんてありません。
いやぁ、予算(お金)ないし、時間も人もないよ。自由な考えと言われても・・・
と思ったこともあるでしょう。

 

自由な発想には制約があった方が良い?

 

実は人間は完全に自由な状態よりも、制約(条件)があったほうがクリエイティブな発想が出てくるのです。

自分の経験で恐縮ですが、私が社会人1年目、最初に任された仕事は無限コピー作業でした。

雑誌などの付録についているアンケートのハガキのコメント欄だけを採取するために、重ねてずらして並べて、A3用紙に30枚程を集約コピーして報告書を作るという作業でした。
(あ、もちろん他の業務もしてましたよ)

今でこそ、ネットで集計、テキストマイニング、データ分析・・・なんてカッコイイデジタル処理がありますが当時はまだハガキが全盛期。某大手飲料メーカーの懸賞では毎回、何千枚ものハガキがダンボール箱で届くのです。

いやぁ、困りました。すごい単調作業で、何時間もやらなければならないのですから。
「こんなのバイト雇ってやればいいじゃん」とも思いましたが、そこは新人、超前向きに、どうせやるなら、楽しく、最高の効率化を求めてやろうと思いました。

 

お茶汲みやコピーにだってアイデアの神様は隠れている

 

見出しタイトルが中谷彰宏っぽいですね。

さて、「果てしないハガキコピー物語」のエンディングは、

1.枚数あたりの処理時間を計測して、紙に書き出す

2.コピー機の上に、一度に何列もはがきを並べるための、手作りフィーダーという道具を作る

というアイデアを出して実践し、当初の3倍以上の高速処理(自分比)を実現しました。

1は、計測することでどれだけ早くなるかというゲーム性を持たせ、モチベーションにつながりました。
2は、単調作業であればいくらでも改善の余地があるという経験になりました。

やれば出来るじゃないか、俺・・・という自己満足ではありましたが、カイゼン効果は良い経験となりました。

 

ヒット連発のCMプランナーだって、制約の組み合わせを活用

 

クリエイティブって無から有を生み出すのではなく、そこにあるもので、どれだけの組み合わせを制約条件の中で生み出せるかだと思っています(本当の天才は別かもしれませんが)

たとえば、「ガス・パッ・チョ」や「ソフトバンク白戸家」というヒット作品を作り出しているCMプランナーの澤本嘉光さんは、CMプランナーはアーティストではないと仰っています。むしろ、様々な制約をクリアして制約と見せない企画を通せる人と言い切っています。

「CMは全て基本的に制約のある映像表現です。予算、日数、タレント、言わなければならない言葉、15秒という時間、物凄い数の制約が自分の前に障害物としてあります。それをクリアするのがCMです。僕はその制約のパズルを解いて作っていくのがCMだと思っています。それをどう解くかが上手な人が、CM作りの上手い人だと思います。そこがこの職業の専門職っぽい部分ですかね。制約を持ったままでも、制約がないように見せるという部分が……」

マイナビニュースインタビューよりhttp://news.mynavi.jp/articles/2009/07/24/dentucm/001.html

皆様が制約だと思っていることは何でしょうか? 時間?お金?上司?退屈なルーティンワーク?・・・

ちなみに、さきほど放映していた”アメトーーク”で、お笑い芸人は「さ、面白いことやって」といきなり言われると辛いと言ってました。恐らく、「さ、この醤油差しでボケて」と言われたほうが行動しやすいでしょう。

 

一人で乗り切るのは面倒くさい心もとないという方はどうぞご一緒に

 

皆さんがお持ちの制約をどのように有利に活用できるのか、Fabodでは様々な相談を受けていますが、自分で解決したい事も沢山あると思います。

お勧めしている、「組み合わせ発想」には「いや、これはきっとNGだろう」という脳内規制を解除する必要があると思っています。

そんな時はビジネスリアクション体操です。あ、宣伝し過ぎ?いやいや、本当にアタマやわらくなります。私は、ストレス発散になって、慢性腰痛症も楽になる副次効果があります。

また、Faboはほぼ毎晩、銀座の事務所でアイデア会議をしていますので、そこに飛び入り参加して自分の課題をおっしゃっていただいても結構です。どうぞ、お気軽にお越しください。

最後までお読みいただいてありがとうございます。