子育て世代はリタイヤ世代に住み替えを要求すべきだ


空き家 住み替え

 

Fabo がご支援している世田谷区砧にあるみんなの家・笑恵館は、オープンから早5ヶ月、マイクロベーカリーのせたがやブレッドマーケットも軌道に乗り、シェアアパートの部屋もほとんどが埋まっています。8月からは新たな取組である伊勢原の木蓮館もスタートし、日本土地資源協会の活動も複数プロジェクトで更に忙しくなりつつあります。

 

週末に車麩ソースカツ丼を作ったら子供に思いの外ウケた、新規事業のご支援をしています Fabo の加古です。

 

さて、先日その木蓮館でのミーティングで「なぜ隣の広い空き家が借りられないのか」という話題が出ました。

多世代が暮らす地域では、大きすぎる家に一人暮らしで住んでいるご老人がいるかと思えば、手狭な住宅に子育て世代が家族5人で暮らしている、というような状況が多々見られます。しかし、そんなリタイヤ世代と子育て世代が簡単に住み替えるような世の中には残念ながらなっていません。

 

私の弟は、実家の隣に新たに土地を買い、家を建てました。よくよく考えれば、親が近くのマンションなどの賃貸物件に引っ越して、弟夫婦が実家を直しながら住めば、今ではボロ家になってしまった実家もきれいになるし、親の賃料の一部も土地代を考えれば払えてしまうなと思った次第です。まぁ、そう簡単では無いのですが。

 

このようなリタイヤ世代と子育て世代の『住み替え』を推進しているのが移住・住み替え推進機構です。子供が巣立ったリタイヤ世代の家を家賃保証つきで借り上げ、広い家が必要な子育て世代に貸し出すという事業を展開しています。

詳しくは移住・住み替え推進機構のサイトをご確認いただければと思いますが、日本の空き家率が13.5%となり、これからも人口減少による空き家増加は間違いなく起こる未来です。そんな中、住み替えの推進はもっとも広まって欲しい取り組みの一つです。

 

リタイヤ世代の住み替えは、家の片付けやリフォーム、終の棲家信仰など、ハードルは高いのが現状です。

しかし、全ての人がマイホームを夢見させられていた右肩上がりな時代はとっくに終わっているわけですから、まずは我々子育て世代が、そろそろリタイヤ世代の素晴らしい遺産を引き継いでいくマインドに切り替えていくべきではないかと思うわけです。

 

そうです、『リタイヤ世代に住み替えを要求すべき』なのです。

住み替え要求の第一歩として、まずは近くに実家があるのであれば、親との住み替えを、そうでなければ移住・住み替え支援機構などの制度利用を一つの選択肢として検討するのはいかがでしょうか。

 

リタイヤ世代の住み替えが進めば、空き家問題解決の一手にもなります。また、新しい家を建てないというのは、究極のエコとも言えるのですから。

 

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