【衆院選 2014】 実は衆議院では初めてなネット選挙で候補者を選ぼう!


ネット選挙 事例

 

今更聞けないネット選挙とその活用について考えてみた

 

年末のくっそ忙しい時に、強引に決まった国政選挙ですが、実は、初の衆議院議員選挙でのネット選挙だって改めて気付きました。

そこで、今更感満載ですが、ネット選挙と、とある選挙区のその様子についてまとめてみました。

 

先日、鶏胸肉でチーズチキンカツを作って、鶏胸肉サイコーと思った、新規サービスの企画・開発をご支援する Fabo の加古です。

 

インターネット選挙とは

 

さて、ネット選挙ってそもそも何?ということで、選挙の管轄をしている総務省のページをのぞいてみましょう。

うっ、これでもかって言う、PDF サイトになっております。引用しにくい。。。

ということで、項目だけまとめますと、

  1. Web サイトを利用して選挙運動用の文書や画像の公開
  2. 電子メールを利用して選挙運動用の文書や画像の公開
  3. 政党等を除く選挙運動用の広告の禁止
  4. インターネット等を利用した選挙期間後の挨拶の禁止
  5. 屋内の演説会場内で映写が可能に
  6. その他

と言うことになります。選挙期間中、候補者はメールを送ったり、サイトやSNSで支持を訴えたりできます。詳細はリンクをご確認ください。(総務省: インターネット選挙運動の解禁に関する情報

 

また、有権者は、支持候補者の応援がネット上で可能となります。

有権者は、ホームページ、ブログ、SNS、動画共有サービス、動画中継サイトなどの「ウェブサイト等」を利用して特定の候補者の応援を呼びかけることができるようになります。ツイッター・フェイスブック等でのつぶやき・コメントや、メッセージ機能を用いたユーザー間でのやり取りなども行うことができます。

(出典: インターネット選挙運動解禁でできること 2013, Japan Internet Providers Association.)

有権者は、メールでの選挙運動はできませんので、ここだけはご注意ください。

 

リアルなネット選挙の状況とは

 

それでは、ネット選挙が候補者にどれぐらい浸透しているか、見てみましょう。公平を期すために、モデルになりそうな選挙区を選んで全候補者のネットの活用状況を比較してみます。先日、出張した政令都市の浜松市の中心地区の静岡8区(小選挙区)の事例で比較してみましょう。浜松餃子、うまかったな~。(調査結果は、選挙公示日、2014年12月2日時点のものです)

 

Web サイト

 

候補者名 評価 備考
落合勝二 氏 Google検索の10ページ目まで確認、見つからず
源馬謙太郎 氏 独自 Web サイトあり
塩谷立 氏 独自 Web サイトあり
古橋和大 氏 Google検索の10ページ目まで確認、見つからず

Google 検索結果

 

候補者名 評価 備考
落合勝二 氏 報道、前回選挙情報、他の個人、団体の活動報告等
源馬謙太郎 氏 Web サイト、Facebook、Twitter、Blogos 等、自らの発信が上位に表示
塩谷立 氏 現職、大臣経験者でもあり、報道、Web サイト、議員紹介等
古橋和大 氏 Google検索の10ページ目まで確認、立候補の報道以外見つからず

ブログ

 

候補者名 評価 備考
落合勝二 氏 Google検索の10ページ目まで確認見つからず
源馬謙太郎 氏 独自 Web サイトにブログ、更に Blogos にも記事を確認
塩谷立 氏 独自 Web サイトに活動報告ブログあり
古橋和大 氏 Google検索の10ページ目まで確認見つからず

Facebook

 

候補者名 評価 備考
落合勝二 氏 Google検索の10ページ目まで確認見つからず
源馬謙太郎 氏 Facebook 個人アカウント、Facebook ページを確認、更新頻度は高い
塩谷立 氏 Facebook 個人アカウントを確認、更新頻度は高いが大臣経験者にしては友達が少なめか
古橋和大 氏 Google検索の10ページ目まで確認見つからず

Twitter

 

候補者名 評価 備考
落合勝二 氏 Google検索の10ページ目まで確認見つからず
源馬謙太郎 氏 個人アカウント、高い更新頻度を確認
塩谷立 氏 スタッフアカウントらしきアカウントが存在しているが、つぶやきゼロの状態
古橋和大 氏 Google検索の10ページ目まで確認見つからず

YouTube

 

候補者名 評価 備考
落合勝二 氏 検索結果なし
源馬謙太郎 氏 独自チャンネル、複数の動画を確認
塩谷立 氏 自民党の動画、会見動画等を多数確認、独自動画、チャンネルは見つからず
古橋和大 氏 検索結果なし

 

なるほど、こう並べてみると維新の会の源馬候補のネット活用ぶりが突出しているように思えます。

民主党系の古橋候補はネット的には存在していない状況で、検索結果は、立候補の報道と Naver まとめ ぐらいでしょうか。連合静岡の面子だけで立てられた候補のようですので、仕方ないのかもしれませんが、ここまで検索に何も引っかからないのもある意味気になります。

現職の自民党塩谷候補は、大臣経験者で、地盤が強いだけに、そつなくこなして、特に力を入れなくてもと言う雰囲気でしょうか。

共産党の落合候補は、国政選挙経験者のため、報道や選挙サイトの検索結果は多いですが、特に力を入れられている雰囲気は伝わってきませんでした。

 

ネット選挙の影響力は?

 

今回の選挙は不意打ち的に持ち上がったため、準備期間が短く多くのにわか候補者のネット対応は後回しになるでしょう。

実は、ネットを利用する世代の投票率の低さが、そうさせているとも言えます。

更に、以前に Twitter を中心としたネットでの影響力をバックに、比例などで立候補した方々が落選という形で、影響力の小ささを証明してしまいました。

 

しかし、ネットを無視すると言うことは、それを主な情報源とする若い世代に向けた政策自体に興味が無いと言い換えることができるのではないでしょうか。少なくとも独自の Web サイトや SNS を持って情報発信できるのにやらないということは、誰を向いているか、そもそも選挙、政治に本気か、どうかの指標にはなります。

 

ネット選挙とちょっとした行動を

 

白票を入れよう、と言う運動もあるようですが、白票と棄権の違いは何もありません。若い有権者がいずれかの候補者に投票しなければ、変わるものも変わらないのです。

 

静岡8区の源馬候補は、ネット選挙だけではなく、選挙ポスターにも有権者の意見を取り入れようと工夫されているようです。

 

残念ながらネット上では、全ての候補者の活動や人となりなどは見えてきません。公開討論会や集会、選挙事務所にお茶を飲みに行く(合法です)など、リアルに動いてみるのも良いでしょう。「ロクな奴がいねぇ」と棄権(もしくは、白票を投じる)よりもネットとちょっとした行動で、納得の候補者を選んでみてはいかがでしょうか。

 

Fabo では、個人、お店、企業の Web や SNS 活用を支援しています。ご興味おありの方は、気軽にお問い合せください。